五輪、世界選手権と並び重要な大会となるFIS ワールドカップ。11月はスキージャンプとノルディック複合が開幕する。今回は、10月に開幕しているアルペンスキーの魅力を経験者でもある、おばたのお兄さんにインタビューで聞いた。
アルペンスキー経験者のおばたのお兄さんにインタビュー
良い雪質のときもあればそうじゃないときもあって、そのなかで自分の技術を自然に合わせていくのが醍醐味
―スキーとの出会い~復帰するまでの経緯は?
もともと父親がスキーをやっていて、家の2階の窓を開けたら目の前がスキー場みたいな、それが当たり前の環境で育ったので。やるやらないの選択肢もなくやってた感覚はありますね。なので、スキーはずっと好きで、お笑い芸人という、全部が仕事につながる環境のなかで、じゃあスキーをもう一回やりたいなという思いがあって。まずYouTubeにスキーを滑っている動画をあげたら、スキーヤーの方々から「滑れるんですね」「もっと発信してほしいです」といったコメントをいただいて、じゃあ本格的にやりたいなという感じでまた始めることにしました。
―復帰して改めて気付いた競技スキーの楽しさとは?
競技というくらいなので競うわけじゃないですか。それが楽しむだけのスキーとは気持ちの燃え方が違いますよね。学生時代スポーツを本気でやって負けて悔しくてという思いが、久々にできているという喜びをすごく感じてますね。
―アルペンスキーの最大の魅力は?
対自然なので、良い雪質のときもあればそうじゃないときもあって、そのなかで自分の技術を自然に合わせていくという、それが醍醐味でもありますね。道具を使っているとはいえ、2本の足で立って、雪山から下に降りてくるわけじゃないですか。それも何十キロというスピードで。それを考えたうえで観ると、とんでもないことをやってるなと思いますよね。スピード感がすごいので、バイクレースとかF1とかを観る感覚で見てほしいですね。
東京NSC18期生。お笑いコンビ『ひので』としてデビュー。コンビ解散後はピン芸人として活動し、小栗旬のモノマネで人気を獲得。スキー検定1級をはじめさまざまな資格を保有。「第47回全日本マスターズスキー選手権志賀高原大会」では3位に入賞した。
スキージャンプ FIS ワールドカップ 2023/24
エース・小林陵侑、更なる飛躍のシーズンになるか
ジャンプ台での助走・踏切を利用して飛び出し、飛行距離の長さと飛形・着地の美しさを競うスキージャンプ。注目はSNOW JAPANジャンプチームのエース・小林陵侑。今季はプロに転向してから初のシーズンでもあり、2年ぶりとなる総合優勝を狙う!
放送情報①
【放送局】
J SPORTS 2
【放送日時】
[生][多]2023年11月26日(日)後11.55~深3.00
[再]=11月28日(火)
※J SPORTS 1・3・4でも再放送あり
ノルディック複合 FIS ワールドカップ 2023/24
“King of Ski”を目指す戦いを生中継
クロスカントリースキーとスキージャンプという、2つのノルディックスキー競技を組み合わせて競うノルディック複合。注目選手は五輪3大会連続のメダリスト・渡部暁斗(北野建設)。再びSNOW JAPANのエースとして五輪を目指す。
放送情報②
【放送局】
J SPORTS 1
【放送日時】
[生][多]2023年11月24日(金)後9.45~深0.30
[再]=11月25日(土)・29日(水)
※J SPORTS 2・3・4でも再放送あり
(情報は記事公開時点のものです)