こんにちは＆こんばんは。今回皆さまにおすすめしたい作品は、アナ・ケンドリック主演のNetflix映画『密航者』。本作は宇宙空間を舞台に展開するサスペンスもので、アナ・ケンドリックはもちろんトニ・コレットの演技も印象的な作品でしたのでご紹介します！
【★3.8】極限状況下での選択の難しさが際立つアナ・ケンドリック主演のおすすめ映画
★5がマックスだとすると筆者的には3.8。宇宙を舞台にしたサスペンスものは結構難しい設定のものが多いですが、その中でも本作は物語の流れも分かりやすく登場人物も少ないため事前知識なしでも楽しめるのでおすすめです。主演のアナ・ケンドリックが演じた医師のゾーイ、トニ・コレットが演じた船長のマリナ、が印象的ではありますが、ダニエル・デイ・キムなど海外ドラマファンにはニヤリのキャストも登場します。宇宙空間というロマンあふれる場所の、素晴らしさと残酷さを上手く表現している作品ですので、まだ見たことのない人は要チェックです。
アナ・ケンドリックについて
アナ・ケンドリックが登場している映画で分かりやすいものと言えば、「トワイライト」シリーズ、「ピッチ・パーフェクト」シリーズでしょうか（「Cups」というカップを利用した音楽シーンが有名なので、そちらで分かるという人も多いかもですね）。小柄な印象が強い俳優さんですが、ロマンスものはもちろん、アクションやコメディでも活躍しているので筆者的には今後の活躍が楽しみな俳優の1人です。
本作『密航者』では、責任感が強く、優しく、そして頼もしい医師のゾーイを演じていますが、彼女の魅力のひとつでもある涙を誘うシーンの演技では、悔しさ、強い意思、など複雑な感情を表現しているので必見です。
トニ・コレットについて
さまざまな作品で出演・活躍している俳優さんですが、恥ずかしながら筆者がトニ・コレットを知ったのは『ヘレディタリー／継承』というホラー映画でした。彼女の印象として感情が爆発したような演技が素晴らしい方で、『ヘレディタリー／継承』で初めて見たときは衝撃を受けました（衝撃的な作品だったという点もありますが、あの役を演じきったのは凄い…）。
『密航者』では引退を間近に控えた船長マリナを演じていて、ここでの演技は「いかなる状況であれ船長という立場上取り乱すことはできない」というプレッシャーの中で必死に頑張る1人の女性としての姿が見てとれます。まだ2作品だけですが、色々な一面で魅せてくれる方なので、過去の出演作ともに少しずつチェックしていきたいと思えるような俳優さんです。
宇宙という空間での“予想外”の代償とは……
船長のマリナ、医師のゾーイ、研究者のデヴィッド（ダニエル・デイ・キム）の3人は火星でのミッションに向けて宇宙船に搭乗し、出発。火星への旅が始まってまもなく、クルーではない技師のマイケル（シャミア・アンダーソン）が宇宙船に搭乗していたことが発覚。ミッションの途中で地球には戻れない彼らは、仕方なくマイケルとともに目的地である火星へ向かうことに。しかし、マイケルが紛れ込んでしまった箇所の生命維持装置の故障が重なり、4人が乗っている宇宙船には3人分の酸素しかない危機的な状況になってしまう。さまざまな手段で酸素を作ることに尽力するクルーだったが、とある決断のタイムリミットが近づく……。
もともとクルーではないマイケルの死で皆を救うか、1人も見捨てずに全員で死ぬか、それとも一か八か全員が生き残れるかもしれない賭けに出るか、誰の助けも届かない宇宙で4人それぞれに生きるか死ぬかの決断の瞬間が迫っていた…。
Netflixにて独占配信中
（情報は記事公開時点の内容です）
