あの名作を新解釈で。ポジティブな気持ちになれる『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』｜ Mcura

今の世の中、多かれ少なかれ生きづらさを感じている人は多いことだろう。
そんなときだからこそ、ポジティブな気持ちにしてくれる映画を見てはいかがだろう？
『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』は家族の大切さ、前を向いて生きることの大切さを改めて感じさせてくれるはずだ。

あらすじ

ジョーは作家になる夢を持ち、歩み続けるが…

19世紀後半、マサチューセッツ州ボストン。
しっかり者の長女メグ、活発で信念を曲げない次女ジョー、内気で繊細な三女ベス、人懐っこく頑固な末っ子エイミーたち、マーチ家には個性豊かな四姉妹がいた。
性別で人生が決められ、女性が表現者として成功することが難しい時代に、ジョーは作家になる夢を抱いていた。
想いを寄せる幼馴染のローリーからのプロポーズにさえも応じず、自分が信じる道を歩み続けるジョーだったが…。

若手からベテランのオスカー女優まで豪華に共演

次女のジョーは『レディ・バード』のシアーシャ・ローナン、長女のメグは『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンがそれぞれ好演。
『ジュラシック・パーク』シリーズのローラ・ダーンが四姉妹の母を、『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』などアカデミー賞の常連女優メリル・ストリープがマーチ伯母さんを演じている。

女性監督が女性として生きる視点を加えて描く

監督はシアーシャ・ローナンと『レディ・バード』でタッグを組んだグレタ・ガーウィグ。
脚色もグレタ・ガーウィグが担当し、現代的解釈で19世紀アメリカを舞台に四姉妹の人生模様を描いている。
ガーウィグ監督は女性としてアーティストであること、女性としての経済力という視点も加え、今まで撮ったどの作品よりも自伝的なものだと感じているという。