ジェイソン・ステイサム最新アクション映画『キャッシュトラック』

ジェイソン・ステイサム×ガイ・リッチーの最強タッグが16年ぶりに帰ってきた！10月8日（金）公開の『キャッシュトラック』はフランス映画『ブルー・レクイエム』を大胆にリメイクしたクライム・アクション！　

外れナシの“ジェイソン・ステイサム×ガイ・リッチー”

『キャッシュトラック』は全編ダークシリアス

　世界中に熱狂的なファンをもつジェイソン・ステイサムの最新映画『キャッシュトラック』の監督を務めたのは、ステイサムのデビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』などのヒット作を手がけたガイ・リッチー。16年ぶりのタッグとあって、すでにファンの間では大きな話題になっているようだ。ゴールデンコンビとも名高い“ジェイソン・ステイサム×ガイ・リッチー”でおくる本作は、コメディ要素0（ゼロ）の全編ダークシリアスなアクション作品。本作でジェイソン・ステイサムは謎多き男“H”を寡黙に演じる。作中では無駄なく（良い意味でわかりやすく）ストーリーが進み、“H”の目的が徐々に明らかになっていく。
　また、本作の元になっているのは2004年のフランス映画『ブルー・レクイエム』だ。見せ方やストーリー展開は異なるので、元作品と比較して観てはいかがだろうか。

みどころは激しい銃弾戦！

息をするように人を撃つジェイソン・ステイサム

　予告映像にもあるように、本作のみどころは激しい銃弾戦だ。トラックが強盗に襲われた時の“H”の無駄のない銃捌きがめちゃくちゃカッコいい。銃アクションそのものに華やかさはそこまでないが、的確かつスマートに相手を仕留める姿は、さすがのジェイソン・ステイサムである。そして、ブラックフライデーに現金輸送会社の車庫で繰り広げられる銃弾戦は手に汗握る展開だ。敵と味方が入り乱れ、銃弾が飛び交う最大の見せ場となっている。
　また、“H”の過去に触れるシーンでは、どんなに感情が揺さぶられる状況でも、常に冷静に、そして息をするように人を撃つ姿が恐ろしい。この撃ち方が“H”の壊れた部分を表現しているようでもある。

『キャッシュトラック』のあらすじ

“H”とは一体何者なのか？

LAにある現金輸送専門の武装警備会社フォーティコ・セキュリティ社。日々、百貨店やカジノ、銀行などあらゆる場所から集められた現金を積んだ現金輸送車キャッシュトラックを運転するのは、特殊な訓練を受け厳しい試験をくぐり抜けた強者の警備員たちだ。ヨーロッパの別の警備会社の倒産で職を失くし、フォーティコに雇われた新人パトリック・ヒル（ジェイソン・ステイサム）、通称“Ｈ”。同僚の“ブレット”（ホルト・マッキャラニー）の指導のもと、試験をぎりぎりで合格した彼は周りから特に気に留められる存在ではなかった。しかし、ある日彼の乗ったトラックが強盗に襲われ仲間が人質に取られた時、驚くほど高い戦闘スキルでそれを阻止する。Ｈによって皆殺しにされた強盗への過剰防衛を疑うＦＢＩも捜査に動くが、フォーティコの社長は仲間と現金を守り切った彼を英雄扱いする。そんな中、全米で最も現金が動く日とも称される“ブラック・フライデー”にフォーティコ社に集められる約１億8,000万ドルの大金を狙った緻密な強奪計画が、静かに進行していた…。