始終ドキドキ!ゲームファンも楽しめる『映画 モンスターハンター』マニアックな視点で魅力紹介

こんにちは&こんばんは。映画と同じくらいゲームが大好きな筆者が、今回皆様におすすめするのは…コチラ!『映画 モンスターハンター』。安心安全のポール・W・S・アンダーソン×ミラ・ジョヴォヴィッチで贈る本作、とても面白い作品でしたのでこの感動を共有させてくだ…いや、します! それでは、さっそく始めましょう♪

【レビュー】ゲームファンもたじろくリアルさと散りばめられた原作へのリスペクトが激アツ

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ゲームや小説、アニメなど原作ものの実写化が決定すると、ファンは楽しみな気持ちと不安な気持ちの間でモヤモヤするかと思いますがご安心ください。本作は迫力満点ですし面白いです。ゲーム内では半分神なのではと噂される“ハンター(プレイヤー)”でさえ、現実の世界では一瞬の油断が命とり。攻撃されたら回復薬で「シャキーン!」なんてことも出来ず、モンスターとの遭遇=命がけの戦闘か脱出になります。そんな手に汗握るシーンの数々を超リアルに映像化してくれたポール・W・S・アンダーソン×ミラ・ジョヴォヴィッチの夫妻には、もう感謝しかありません。よくぞこのクオリティで…作品を作ってくれました! もちろん、ゲーム未経験の人も楽しめる要素は盛沢山なので、気になる方は読み進めていただけると幸いです。※ガチのゲームファンなのでところどころマニアックです。 

人気モンスターが登場&豆知識もご紹介

「モンスターハンター」シリーズの魅力と言えば、やはり人間じゃ立ち向かえそうにないモンスターたちの存在。本作でもさまざまなモンスターが登場していますが、ネタバレにならない程度に2体ほどご紹介します。

“キャンプ送りの天才”ディアブロスが堂々参戦!

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ゲーム内での名称はディアブロス(角竜や双角竜とも呼ばれています)。大きな2本の角を駆使して縄張りを守り、素材や腕試しのために現れたハンターたちをキャンプ(モンスターが侵入できない基地のような場所です)送りにしてきた人気モンスター。本作でもその存在感を余すことなく発揮しており、ちょっとでも音をたてたなら、砂の中から現れては恐怖と絶望をふりまく子です。主人公や登場人物たちに襲い掛かる迫力満点の姿は、ゲームファンなら感動し、初見の人にはトラウマになるかもしれません…。

ここからはマニアック視点「ディアブロス」について

ゲーム内では、ディアブロスにも複数種類がいます。原種、亜種、そのほかにもヤバいのがいますが、おそらく本作で登場しているのは原種のディアブロス(作品内での名称もディアブロスですし?)。ですが、目の色や体表、行動から見ると、おそらく原種ではなく亜種っぽい…。どちらにも見えるようになっていますが、もし、亜種なら、あの気性の粗さは納得。ゲーム内では、亜種とは繁殖期を迎えたディアブロスの雌の個体のことですが、あまりの気性の粗さから原種とは違う種類の“亜種”として定着しました。本作をチェックする際は、原種なのか亜種なのか、ジャッジしてみてください。

シリーズの初代から登場している看板モンスター、リオレウスも!

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ゲーム内では火竜リオレウスとしてお馴染みのモンスター。雄の火竜である彼の得意な戦闘方法は、空中戦と強靭な体躯を活用した攻撃、そして炎。本作でもその特徴はあますことなく描かれ、カッコ良さのあまり瞬きを忘れるほどです(見入ってしまうので目が乾きますがその価値はあり!)。あの手この手で登場人物たちに文字通り“絶望”をばらまくモンスターですが、その雄大さ、絶対強者(別のモンスターでよく使われていますが、個人的にはリオレウスに使いたい!)としての彼の姿は、是非スクリーンでチェック!

字幕版はもちろん吹き替え版もおすすめ!ハンターを演じるのは松坂桃李

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本作に登場する“ハンター”を演じているのは、アクションに持って来いのトニー・ジャー。さまざまな武器を使用してモンスターに立ち向かう様子はカッコ良く、主人公との“チョコレート遊び”で魅せる姿はかなり面白いので、要注目の人物です。
また、吹き替え版では松坂桃李が声で魅せており、まさに熱演。トニー・ジャーの演技する姿と、松坂桃李の声質がマッチしているので違和感もなく、始終楽しめます。
その他にも、吹き替えキャスト陣がかなり豪華で、本田貴子、大塚明夫、杉田智和、宮野真守、井上麻里奈、中村悠一、花江夏樹と、凄すぎるメンツ。声優という凄さが分かるシーンが多々あるので、字幕版も吹き替え版も、どっちもオススメです。(筆者は公開されたらもちろん両方見ます!)

ハリウッドデビューを果たした日本人キャストが演じるのはアノお方

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お待たせしました! 我らが受付嬢を演じるのは、2012年に『僕等がいた』で女優デビューをした山崎紘菜。「受付嬢」はゲーム内ではクエストの管理をしていたりするキャラクターですが、本作では最前線に登場! ハリウッドの面々の中で、自然に溶け込む彼女の演技力を是非ご確認ください。

主に紐づくのは「モンスターハンター:ワールド」の世界観!

このビジュアルの「受付嬢」が出てくるということは、勘の鋭い方は気づいたかと思います。そう、主に紐づく世界観としては、世界中で大ヒットしたゲーム「モンスターハンター:ワールド」。ゲームの方でも、本作の公開を記念したスペシャルコラボがあり、実に気になる終わり方をしていましたが「ここでこう繋がるのね」と納得のストーリー展開なので、ゲームファンは映画で答え合わせができます(内容はネタバレになってしまうため割愛します)。が、ここからが本題。
物語中のさまざまなシーンには、原作をリスペクトした要素がいたるところにあります。いくつ見つかるかチャレンジしてみるのも面白いので、是非トライしてみてください。
(数ある中からヒントをひとつだけ、“料理長”のシーンは必見です^^)

【STORY】パニックとしてもアクションとしても文句なし!モンスターと人間による攻防戦の行方は!?

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ある日、作戦行動中に偵察小隊が消息不明に。探索に当たっていたアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)率いる特殊部隊は、懸命に探索を行うも手掛かりは見つからない。すると突然、目の前に大きな砂嵐が発生し、部隊は巻き込まれてしまう。すさまじい衝撃の中、なんとか砂嵐をやり過ごした彼らだったが、そこに広がっていたのは見たことのない世界。しかし、彼らは兵隊。できることはやろうと、捜索を続けると、そこには変わり果てた偵察小隊の残骸が。想像を超えるほどの高熱にさらされたのか地面はガラス質に変化し、隊員たちは…。言いようのない恐怖に襲われるアルテミスたちの前に、追い打ちをかけるように現れたのは2本の大きな角を持つ未知のモンスター。銃器で応戦するも全く歯が立たず、部隊は壊滅寸前にまで追い込まれてしまう…。正体不明のモンスター、未知の世界での探索、アルテミスたちを待ち受けるものとは!?

3月26日より公開!ハンター経験者or未経験者問わず要チェック

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映画 モンスターハンター

2021年3月26日(金)公開
配給:東宝=東和ピクチャーズ共同配給

© 2020 Constantin Film Produktion GmbH
© Constantin Film Verleih GmbH

(情報は記事公開時点の内容です)

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