小栗旬主演ドラマで話題!映画『日本沈没』あらすじとみどころ

藤岡弘、が出演する『日本沈没』(1973年)は、日本の消滅を描いた衝撃の問題作。その公開から約50年、小栗旬主演でTBSドラマ日曜劇場「日本沈没 -希望のひと-」が放送され、再び注目を集めている。

映画『日本沈没』(1973年)あらすじ

日本を震撼させたディザスター・ムービー!

1970年代、夏。
小笠原諸島に属する無人島が一夜にして海底に沈み、地球物理学の専門家である田所雄介博士は神奈川県三浦港から深海潜水艇に乗り込み、海底調査に出発する。
そして潜水艇「わだつみ」の操縦士である小野寺俊夫と海洋地質学者の幸長助教授、田所博士は、日本海溝で異変が起きていることを発見。
そんななか、伊豆半島で地震が発生すると共に火山が噴火し、田所博士は日本消滅の危機を訴える。
その訴えは有識者には取り合ってもらえなかったが、財界トップの渡老人の声かけで「D計画」が発足。
その計画に召集された小野寺は、田所の号令の下でさらなる検証に乗り出し、絶望的な結論に至るのだった…。

映画、アニメシリーズ、ドラマ、ラジオほか多ジャンルで映像化

作家・小松左京による小説を原作とするスペクタクル超大作

大規模な地殻変動により一億人が暮らす日本列島が沈没の危機を迎える本作。
1973年に刊行された作家・小松左京による同名のSFベストセラー小説を原作とするスペクタクル超大作となっている。
本作は、衝撃的ながら絵空事ではない内容が注目され、大ヒットを記録した。
小説はこれまで草彅剛×柴崎コウ出演、樋口真嗣監督による映画『日本沈没』(2006年)、Netflixのアニメシリーズ「日本沈没2020」とその劇場版『日本沈没2020 劇場編集版 シズマヌキボウ』(2020年)のほか、現在放映中のドラマやラジオドラマ、コミックなど多ジャンルで映像化されている。

藤岡弘、が潜水艇の操縦士としてワイルドな魅力を発揮!

豪華キャスト&スタッフが集結!

1973年の公開から約50年たった今でも色あせない魅力で観る者を惹きつける『日本沈没』には、豪華キャストとスタッフが集結した。
『劇場版 ルパンの娘』(2021年)の藤岡弘、が日本国民のために命をかけて調査する潜水艇の操縦士・小野寺をワイルドに熱演。
また、小野寺の婚約者である阿部玲子をいしだあゆみ、田所博士を小林桂樹、難しい決断を迫られる山本総理を丹波哲郎が扮している。
本作の監督は黒澤明監督の作品でチーフ助監督を務めた経歴を持つ森谷司郎、特技監督は「ゴジラ」シリーズでも特殊技術を担った中野昭慶が担当した。

作品情報

『日本沈没』

原作:小松左京「日本沈没」(光文社・カッパノベルズ)
監督:森谷司郎
脚本:橋本忍
出演:藤岡弘、、いしだあゆみ、小林桂樹、滝田裕介、二谷英明、中丸忠雄、村井国夫、夏八木勲、丹波哲郎、島田正吾 ほか
製作:1973年
上映時間:144分

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