伊坂幸太郎の人気小説が映画に!生田斗真主演の猟奇サスペンス映画『グラスホッパー』

『アイネクライネナハトムジーク』(2019年)、『ゴールデンスランバー』(2010年)など数多くの著作が実写映画化された作家・伊坂幸太郎による140万部突破のベストセラー小説を実写化した映画『グラスホッパー』(2015年)。
Hey! Say! JUMPの山田涼介がダークな暗殺者の1人を演じたことでも話題となったサスペンス映画だ。
グラスホッパーを直訳すると、“バッタ”もしくは“イナゴ”、またはミントリキュールが使用された“カクテル”のこと。
今回はグラスホッパーが意味する映画のテーマにも触れながら、作品を紹介しよう。

https://www.youtube.com/watch?v=khkO6bbL8Ik
本編予告動画はこちら↑から

映画タイトル『グラスホッパー』に込められた意味

『グラスホッパー』=“トノサマバッタ”が意味することとは?

殺害された恋人の仇を討つため、裏社会の組織に潜入した元高校教師・鈴木の復讐劇である本作。
“押し屋<槿(あさがお)>”、“自殺専門の殺し屋<鯨>”、“孤独なナイフ使い<蝉>”と、オリジナリティあふれる殺し屋たちが登場し、鈴木と彼らの運命が複雑に絡み合っていく様子がスリリングに描かれる。
映画内で語られるグラスホッパーとは“トノサマバッタ”の意味。
劇中、バッタの生態について、押し屋が主人公の鈴木に唐突に話をし始めるシーンがある。
押し屋は、密集した状態のトノサマバッタは食べ物を得るため、「群衆相」と呼ばれる黒色化&凶暴化した変異種になると説明。
同じように情報過多な今の世の中では、人間もまた欲望を満たすために変異すると語っている。
おそらく、鈴木が闇の世界に足を踏み入れた心境を表現する意味だろう。

映画『グラスホッパー』のあらすじ

車の暴走事故で婚約者を失った主人公は、裏で糸を引く黒幕に復讐を誓う

渋谷スクランブル交差点で、ドラッグを服用した男が運転する車が暴走し、多数の死傷者が出た。
この事件で婚約者を亡くし、一連の騒動を主導した真犯人が別にいるとのメッセージを受け取った鈴木は、黒幕である裏社会を牛耳る寺原親子の組織に潜入する。
ようやく寺原Jr.と会うチャンスが訪れるが、鈴木の目の前で寺原Jr.は<槿>によって凄惨な最期を迎える。
一方、寺原からの殺しの依頼を遂行していた<鯨>は、“知りすぎた”という理由で同業者から命を狙われることになり…。

山田涼介が華麗なアクションを披露

Hey! Say! JUMPの山田涼介が殺し屋<蝉>に扮し、切れ味抜群のアクションを披露して話題となった本作。
田涼介は仕事の相棒である岩西を殺した<鯨>を抹殺しようとする殺し屋役をダーク&クールに演じている。
本作のメガホンを取ったのは『去年の冬、きみと別れ』(2018年)の瀧本智行監督。
『脳男』(2013年)でもタッグを組んだ生田斗真が主役である“気弱で優しい復讐者”の鈴木を、そして自分が手に掛けた被害者たちの亡霊に苦しむ<鯨>を浅野忠信が務めている。
この他にも吉岡秀隆、菜々緒、波瑠、麻生久美子、村上淳、宇崎竜童、石橋蓮司など、豪華なキャストが顔をそろえた。

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