ディズニーアニメーションのプリンセスものの金字塔ともいうべき『美女と野獣』。
真実の愛が描かれるラブストーリーは感動的で、発明家の娘ベルと野獣となった王子との恋愛にうっとりさせられる。
ディズニーアニメには欠かせないサブキャラクターたちも、ロウソクの燭台のルミエールやティーカップのチップと母親のポット夫人など、愛嬌たっぷりでユニークキャラクターばかり。
この秋に東京ディズニーランドに新エリアがオープンして今また盛り上がっている『美女と野獣』は、見どころの多いエンターテインメント作品だ。
心から愛し愛されなければ醜い姿のまま…
森の奥にある城に住む、魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまったわがままな王子。
魔法のバラの最後の花びらが散るまでに、心から人を愛し、愛されなければ、王子の姿は永遠に醜い姿のまま魔法が解けることはない。
ある日、そんな野獣の元に美しく聡明な娘ベルが現れる。
呪いで家具や道具に変えられてしまった城の家来たちは、彼女こそ呪いを解いてくれるのではないかと期待するのだったが…。
ディズニーアニメがデートムービーの定番に
ディズニーアニメ『美女と野獣』が日本で初めて公開されたのは1992年。
当時のディズニーアニメといえばまだ子ども向けというイメージがあったものだが、『美女と野獣』はクチコミで評判が広がり、女性が会社帰りに見に行ったり、デートで見る若者も多かった。
この作品からディズニーアニメもデートムービーの定番となったと言っても過言ではないだろう。
大人の鑑賞にも耐えうる感動のラブストーリー
クチコミで広がったのは、やはり大人の鑑賞にも耐えうる良質な感動のラブストーリーであるという点。
心から人を愛することで生まれる愛の偉大な力が、ディズニーが誇る美しい映像や歌、音楽とともに描かれている。
アニメーション映画としては映画史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされたという事実も、この作品の実力を物語っている。
(情報は記事公開時のものです)