毎日を必死に生きるあなたにこそ刺さる『プーと大人になった僕』

ディズニー映画の実写化は、その忠実な再現度と子どもにも大人にも刺さるストーリー性で注目されている。 そして今回ご紹介したいのが、あの誰もが知っているディズニーキャラクター、「くまのプーさん」の実写映画だ。可愛いもこもこのぬいぐるみたちが教えてくれる、人生で“本当に大事なもの”とは。

あらすじ

くまのプーやその仲間たちと過ごしたかけがえのない日々から、時は流れ舞台はロンドン。そこには、大人になったクリストファー・ロビンがいた。毎日の仕事に追われ、家族とは中々一緒に過ごせない…仕事と家庭の間で思い悩んでいた彼の前に現れたのはかつての親友プーだった。“奇跡の再会”から始まるプーと仲間たちの大冒険!忘れてしまっていた大事なもの、それが見えたとき世界が変わって見えるはず。

かわいい?プーと仲間たちの実写化

ぬいぐるみが動いたら楽しいのにと小さいとき思ったことはありませんか? くまのプーだけでない、ピグレット・ティガー・イーヨー…などなどたくさんの“100エーカーの森”の仲間たちの実写化。それは実にリアルなモノになっていて、可愛い、けどすこしこわいという声も。本作では、プーたちがロンドンの街を歩き回る姿も必見です。

これはあなたの物語

朝起きて仕事へ行き、残業になれば帰るのは夜遅く、家に着いた頃にはもうへとへとで自分のことで精一杯。そんな毎日を送っていませんか?「何のために働いているのだろう」「最近仕事しかしてないな」「休みの日も仕事のことが頭にある」…気づけば仕事が生きる目的になっていませんか?本来は日々の充実のための仕事であるはずなのに。家族を守るために仕事を頑張っているあなた、家族の本当の気持ちは聞こえていますか?
大人になったクリストファー・ロビンの姿は、苦しくなるほど自分に重なります。そして、プーと過ごすうちに取り戻していくあの頃の自分。大人はきっともっと楽しいはず。

「プー語録」が響く!

「何もしないをしているんだよ。」プーののんびり思うままに過ごす毎日に多くのことを気づかされる。「それは風船よりも大事なの?」と多忙な日々に悩んでいるクリストファー・ロビンに問うシーンは、思わず泣きたくなる。現代社会において少し酷すぎるほど、プーの言葉は純粋でまっすぐだからだ。
守るべきは仕事ではなく、大切なひとと過ごす1日であること、目の前だけを見ていると近くにある楽しさを見落としてしまうかもしれないこと、楽しかったあの頃は今だって変わっていないこと…言葉は魔法だとよく言うけれど、忙しさで何も見えない時に一言かけてくれる人がいることがすごく幸せなことでもあるのだ。

「今日が一番好き」

クリストファー・ロビンはもう大人だ。プーと仲間たちと過ごしたあの頃は戻ってこない。それでも、今は大事な家族がいる。昨日も今日も明日だって、同じ日はない。だったら、今を楽しく生きたほうがいい。この映画は、私たちが普段意識もしないような当たり前のことを気づかせてくれる。「今日が一番好き」というのは、筆者が本作で一番好きなプーの言葉だ。見終わった後、あなたの心にもプーがそっと寄り添い続けてくれるだろう。

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